閉じる

エコーチェンバーは危険なのか?

エコーチェンバーと言う言葉を最近知って、
上っ面だけを見て語ろうとしている、まど・のそとです。
エコーチェンバーと言う言葉を最近よく見ますね。
簡単に言うと、自分にとって都合の良い意見に囲まれる状況
例えばSNSとかで、『豚肉を食べると健康に良くないです!』
ちょっと偏った意見を発信すると、『わかります!』『豚肉は危険です!』
と言った風に、自分に同調してくれる人が世界の意見に見えてくる。
まさに、このブログのテーマの『あなたは一人じゃない』と似ています。

エコーチェンバーはまど・のそとの敵です

このブログ『ぼっちの叫び』と『エコーチェンバー』は似ているけど、
明らかに違う部分
があります。
まど・のそとは個性が大好きです。
ひとりぼっちには必ず個性があります。
それは集団から隔離されているから、研ぎ澄まされて
偏屈な考え方を極めるから、集団の中にはない個性が生まれます
そんな個性を持っているひとりぼっち達を助けたいから
エコーチェンバーと言われている、傷のなめ合いが大嫌いです。
傷は舐めても消えない、傷は残るものだから
その傷を表に出せるようなひとりぼっちになってほしい
だけです。

エコーチェンバーは危険

先ほどから、エコーチェンバーの事を傷のなめ合いだとか
バカにした感じに聞こえるかもしれないですが、
まど・のそとは、エコーチェンバーと言われる謎の現象を恐れています。
エコーチェンバーはひとりぼっちにとって、滅茶苦茶危険です。

前回の記事で、一人になってしまった時…
誰かに声を掛けられると安心する経験を紹介しました。
優しい人から掛けられる優しい言葉は骨身に染みます。
では反対に【ネガティブ同士のネガティブ発言】で、
囲まれた環境になるとどうでしょう?

まど・のそとはプライドが高い臆病者なので、非常に怖いです。
はぁ…ひとりでいたい、世界が憎い
わかる、私もそう思う世界が無くなればいいのに
俺たちに優しくない世界は消えるべきだ
そうだ!世界が悪いんだ!
自分のネガティブな意見がどんどん加速して
最悪の場合、他人に迷惑を掛ける犯罪をしてしまいます
他人に迷惑を掛けるなんて、ひとりぼっちの風上にもおけません。

ただ、このエコーチェンバーは正常な人はもちろん…
ひとりぼっちの様に、他者とのコミュニケーションを警戒している人でさえ、陥ってしまう可能性があります

孤高のぼっち、まど・のそとですら抗えないだろう

これはただの妄想でしかないですが、
俺の周囲に、俺の意見に同調している人ばかりが居たら
きっとまど・のそとは天狗になり、王様になり、神になる。

『私がひとりぼっちの神だ、世界を壊す!』となります。
もしくは、『けっ、俺の考えを理解しているわけないだろ』と
ひとりぼっちの疑いフィルターのおかげで。
エコーチェンバーから助かるかもしれません。

実際にエコーチェンバー現象が起きたら、
まど・のそとは【神様】になるお調子者タイプでしょう。
分かっていても、回避できないと思います。

エコーチェンバーの回避方法

エコーチェンバーと言う言葉の使い方が、
あっているのかどうか不安ですが。
エコーチェンバーになった時の回避方法を
自分なりに考察して、メモしておこうと思う。
・テレビを見る
ひとりぼっちは相談できる人が極端に少ない。
世間の価値観を学ぶ為には、テレビが一番。
『Youtubeでいいじゃん』ってなりそうだけど
それでは、自分に都合の良い情報しか手に入らない。

自分にはない考えを強制的に入力する為には
見たくないテレビをダラダラ眺めるしかない。

・誰かに聞く
強心臓を持っているひとりぼっちなら、
街角インタビューとかで、他人の意見を聞こう。
もちろん、そんな強心臓を持っていない人は、
会社の同僚、友達、バーカウンターとかで
軽い感じに聞くのが良いだろう。
『ねぇ、俺って神様かな?』
世間の評価を確認するのに一番
うってつけだ。


・寝る前に考えを書き残し、朝起きて読み返す。
これも結構効果が高い、疲れている時の、
ハイテンションな考えをつらつらと書いて。
寝て起きて確認してみると、
『うわっ…恥ずかしすぎる』となる事が多いまど・のそと。
寝て起きるとと頭はリセットされるから、結構効果が高い

説教めいたブログを書く時は、
いつも朝6時に書いているのはその為である。

大勢の味方に囲まれると、判断力が低下する

多数派の暴力に蹂躙され続けたまど・のそとは、
集団がとにかく嫌いだった。ひとりの時は正常な判断をするのに
大勢になった途端、考えるのを辞め、
赤信号でも平気で横断歩道を渡り、
偽りの勇気で他人を攻撃する人達。

昔から集団心理と言うものが大嫌いだった。
まさにエコーチェンバーもその一種みたいな物なのだろう。
ひとりではモジモジしているのに、大勢になった途端に攻撃的になる。
でも、これは誰しもが陥る事だから仕方がない。
集団心理を嫌う、まど・のそとですら…『お前の意見は正しい!』と言われると
『うぉぉぉぉ!世界を獲りに行くぞ!』と、変なテンションになるだろう。

悲しきモンスターにならない為には?

一時のテンションと言う奴は、その時は夢中で気が付かないものだ。
だから、そのテンションになってしまったら…もう止められない。
だったら、そのテンションにならないようにするのが一番だ
自分の周りに大勢の味方が居ても、
時には自分すら疑うくらいの疑心暗鬼を定期的に発動すれば
変なテンションの予防策になるだろう。

もしくは、常日頃から…『誰かを攻撃する』と言う行為を嫌っていれば
いざ、変なテンションになった所で、
『いや、別に相手を論破するのが目的ではないし、
もともとの目的じゃない事をやる必要はない』と冷静になれる。

常に自分自身の考えすら『本当に正しいのか?』と疑い、
『真のひとりぼっちは、誰も傷つけない』と胸に刻めば
エコーチェンバーなど、
飲酒の高揚感として楽しめるだろう。