ひとりぼっちのエキスパートになろうとして。
大学のひとりぼっち研究の論文を読んだ、
にわかひとりぼっち研究のまど・のそとです。
ひとりぼっちは面白い分野で、
けっこう昔から研究されているみたいだ。
ひとりぼっちは、現代社会が生んだモンスターかと思いきや、
古くは日本三大随筆の一つ【徒然草】の作者の吉田兼好(よしだけんこう)が、
ぼっちの日常生活を思いついたら書いていたと、言われている。
昔の事だから、本当かどうかわからんけど…
孤独(主観的)と孤立(客観的)と孤高(自らの意思)

まど・のそとの四十八の口癖の一つ
『専門家ではないので、俺の経験や主観で語る』
ひとりぼっちの研究は大学教授の方々が日夜やっていると思うので
まど・のそとは、たった一人だけの経験データをもとに
皆に伝わりやすい方法で伝えていこうと思う。
医学会で言うエビデンスレベルすら無いゴミ発言なのは間違いないが。
誰かの経験を聞くだけでも、助かる場面があったりするから
個人的な主観を示していく。
似ている言葉の違い
学術的や国語的な意味は、置いといて…
肌感覚で感じる言葉の意味を自分なりに記す。
孤独
自分が一人になっている事
例:この島で孤独を感じている。
孤立
一人になっている人を見る事、客観的に言う孤独の事
例:俺は孤立している、あの人は孤立しているね。
孤高
何かの分野で向上を目指し、一人を選択している人。
例:彼は孤高のギタリストだ。
国語辞典で調べれば、きちんと書いてあるから、
ちゃんとした知識を調べたい人は辞典で調べてね。
ひとりになる、ひとりになった。この差は大きい

孤独と孤立は主観か客観かの違いだから、
見え方の問題が大きい気がするけど。
孤独と孤高は偉く違うね…孤高って聞くとアーティストに聞こえるわ。
昔から一人でいる事って言うのはネガティブイメージでしか持たれない。
下手したら今でもそうかもしれない。
実際、俺は自分が一人でいる事に誇りを持っているけど…
『あの新人、一人で友達が居ないってよ、可哀そうだよなぁ…』と
会社では勝手なイメージで話す、クソ同僚なんかもいます。
友達が居ないって情報は誰から聞いたんだよ…
本人から聞いても、本人が嘘をついている可能性もあるし、
一人で居る所をたまたま見たから、友達が居ないとは限らんだろ。
そもそも、可哀そうではないと思うし、本人は幸せかもしれない。
こちらの路傍のフジイは、まさに孤高のサラリーマンです。
一人で居る事を、本人が楽しんでいるのに、
周りの人達が勝手に可哀そうなイメージで決めつけますが…
徐々にその【一人で居る事が可哀そう】と思う事が間違いだと気付きます。
一人で居る人には二種類います。

自分の意志でひとりになる人
誰かと一緒になるメリットが無いと自分で判断して
一人で居る方がメリットが大きいと考えて、一人になる事を選択した人。
才能がある人、能力の高い人が選択している幸せな道です。
もちろん、まど・のそともこちらのタイプですが…
まど・のそとは意外と能力が低いので、たまに誰かと一緒になります。
飽きっぽい性格なので、『ひとりぼっち』と『友達、家族と遊ぶ』
両方を楽しみたいから、たまに一人になるようにしています。
何かが原因でひとりになった人
別れだったり、トラブルだったり、周りの理解不足、本人の能力により
結果的にひとりになってしまった人。
こちらは、非常に厄介です。もちろんまど・のそとも経験した事があります。
間違った事を許せなかった、若かりし頃のまど・のそと。
常に正しい事を選択して、悪い事は悪い!と周りに言っていたら
中学の時に、誰も俺と話してくれなくなりました。いじめのターゲットです。
原因は他にもあるでしょう、相手の感情に寄り添わず、
合理的に正しい事ばかりを押し付けていたり、
家が貧乏で、お風呂が無くて、2~3日に一回しかお風呂に入れなかったので
多少臭っていたのでしょう、毎日…冷たい水でシャンプーをしましたが
髪の毛は良い匂いを出せても、身体から出る臭いは消せませんでした。
ちょっと臭い人が、正論を人に押し付ける。いじめられるには、
充分な理由があります。もちろん、納得はしてないですが理解はできます。
そのお蔭で、【いじめ】【集団】【押し付け】これらのワードに敏感です。
ひとりになってしまう苦しさ

プライドが高く、高慢ちきなまど・のそとはひとりになってしまう苦しさを知っています。
まど・のそとはいじめにより、ひとりになってしまいますが、
ひとりになった時の最初の気持ちは『なんで俺が?』と言う気持ちでした。
まず、プライドが高いので…ひとりになった恥ずかしさが強くでます。
そして、『あいつらより俺の方が優れているのに』と周囲を見下します。
今だから分かるけど、こんな考えの人はいじめられるんだろうな…と納得です。
もちろん、今では成長&進化していますので、誰かを見下す事は全くありません。
心の中で人を馬鹿にする事はありますが、見下す事は無いです。
最初は強気な気持ちで居ますが一人で居る時間が長いと
段々不安の気持ちが強く、濃くなっていきます。
『誰か俺の事を理解してくれないかな…』
分かってほしいんですよ、俺の言い分を聞いてほしいんですよ。
この頃になると、自分の考えの正しさを主張するよりも、
誰かに縋るようになっています。ちょっとした優しさで涙が出そうになります。
いじめられて、誰も話しかけていない状況で…『おはよう』って挨拶されるだけで
『はっ!俺は一人じゃないんだ』って、凄く心が楽になります。
ひとりになった人は、今すぐ家族でも誰でもいいので、話をしてください。
何でもいいです、『お腹空いた』とか声を出して、返答があるだけで楽になります。
家族が居ない人は、飲食店に行きましょう、『いらっしゃいませ』の一言が、
心に染みてきます、そして…『あ、俺は社会に居ていいんだ』
そう言う気持ちが芽生えてきて、非常に安心します。
それでもまだひとりぼっちの為に、まど・のそとが居ます
外にも出られない人がいると思います、そんな人がここにたどり着いていれば
まど・のそとも救われます。このブログはひとりぼっちの為のブログです。
あなたがこれを読んでいる限り、あなたも一人じゃないし、
まど・のそとも一人じゃない。
お互いひとりぼっちだけど、一人ではない実感があります。
これを読んだ瞬間から、あなたは一人ではないので安心してください。
【こちらのスーパーの裏でヤニ吸うふたり】は
一人同士が同じ空間を共有しながら、『どこまで踏み込んで話せばいいのか?』
と言う、一人で居るのに誰かと一緒になっている気分を味わえる。
とても楽しい漫画です。時間が空いて、何も考えれない時に
ペラっとめくって読んでいると、『世界は思ったより悪くないんだな』と思える
素晴らしい漫画です、未成年の喫煙は法律で禁止されていますが、
未成年の人がタバコを吸っている人を見るのは禁止されていません。
『自分は一人じゃない』と実感する漫画の一つでオススメです。