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SNSではなぜ炎上するのか?ひとりぼっち目線で考える

SNSとか、一ヶ月で飽きてしまい、閲覧すらしないまど・のそとです。
SNSを語る前に、のそとオジさんのSNS経験歴を簡単に説明しよう。

SNSについて、そんなに詳しくないし…友達がやったりして
『一緒にやろうよ!』と誘われたり、仕事でやらなきゃいけなかったりして
始めたりしていたから、SNS最高!って言う人種ではない。
なんせ、ひとりぼっちが好きだから、他人にどうこう思われたりした所で
俺の生活になんら影響を感じなかったからだ。

初めてのSNSはmixi
オジさん世代は聞いたことがあるSNS。
よくわからんが、『招待制で、なんか京都の高級料亭みたいでかっこいい!』くらいのイメージだった。
足跡機能なるものがあって、誰が自分のブログを見に来たか分かるシステムだった。
このSNSはそこそこ楽しかった、リアルの友達も何人かできたし
『インターネットはそんなに怖くないんだ』って言う印象を得た。

次に始めたのはFacebook
映画になったり、実名登録が基本のSNS。
当初は第二の現実みたいな感じで、現実世界で起こった事を
Facebookで発表して、同級生やら、同僚やらに報告するみたいな感じだった。
始めたきっかけは、会社でFacebook運営をしなくてはいけなかったから。
半年くらいは続けたかな?実名登録しているお蔭で、同級生から友達リクエストが来たりして
なんか気持ち悪くて辞めてしまった。

最後はTwitter
今のXだな。これは、同人活動の為にやったから。
業務報告や発表の場として使ったので、誰かと関わったりと言うのはほぼ無い。

圧倒的な主観と個人談で語ってしまうが、SNSの使い方は

原初 誰かと繋がる為、友達を作る為
中期 承認欲求を満たす為、凄い物を買ったよ自慢の為
最近 思想の押し付けで、自分から見た悪人を袋叩きにする為

最近のSNSは明らかに、怖いスラム街となってる気がするわ。
匿名で活動できる安易さや、責任感が何となく希薄になる為、
現実世界で、言えないような事を平気で書いてある。
もちろん、そういった使い方は悪い事ではない。
問題なのは、ネット世界の出来事が現実世界に影響を及ぼしている事だ。

法律違反ではない、ちょっとしたマナーの悪い行動を見つけたら
『これは悪い事だ!悪者は現実世界に存在してはいけない!』と言わんばかりに、
必要以上に攻撃を続ける。もちろんマナー違反は良くないし、
そんなのをSNS(全世界)に公開する行為は、謎すぎるけど…
だからと言っても必要以上に攻撃する意味も分からない。
大事なのは必要以上って言うところね。

のそとが子供の頃は、病院やバス…
はたまた学校の職員室でタバコを吸うのは、日常の風景だった。
それが悪いとは誰も疑問に思わない世界だ。
しかし、受動喫煙の危険性が科学的に立証された途端に
『病院でタバコを吸うのは非常識だ!』となる。

マナー違反に対して、声をあげたり、科学的に立証したりして
マナーは常にアップデートされていく。
それ自体は良いけど、その際に度々出てくる、過激な活動。
SNSの袋叩きや炎上も、同じく過激な活動に入ると、俺は思う。
悪い事を注意するのは良いけど、攻撃までしちゃうとね…やりすぎだよ。
注意するのは数人で良いのよ、何万人もその人に注意しなくていいのよ。

SNSでよく見る、コメントの意味を理解できない人

文脈を読み取る力が欠如しているって、どこかの学者さん達が言ってた気がするが
確かに、そういう意味で言ってないのに、全然違う解釈をする人が多い。

『アドバイスはちょっとだけ禁止だよ』と言われ
「アドバイスは禁止なんだ、言わないようにしよう」となったりするが
ちょっとだけ禁止って事は、ほとんど禁止されていないって事
“禁止”と言う言葉だけを見て、”ちょっとだけ”って言う言葉を理解していない。

『俺は猫が嫌いだ』と言う言葉を聞いて、
「あんなに可愛い猫を全否定するなんて酷い!人でなし!」となったり、
“俺は”(個人的な好みの主観だけど)と言う言葉を無視して、
“嫌いだ”って言葉だけに反応して、猫好き代表みたいな感じで噛みつく。
よく見る光景だ、その人の好き嫌いを発表しているだけなのに
猫嫌いの人はこの世から消さなくてはいけないみたいになる構図。

よく現実世界の解像度と言われる言葉で、理解度を言い表すけど。
この言い方凄く好きなんだよね、解像度が低い人にはモザイクみたいに見えるけど
解像度が高い人には、現実で見えるくら細かく見えるってやつ。
注意しておくけど、これも俺の主観で…何の根拠もない、学習もしていない
のそとオジさんが思いついた妄想を発表するね。

ここに書いてある、小学生やSNSバカとか女性蔑視って書いてあるけど
全員がそうではないからね、そういう人が目立つってだけで
そうじゃない人が多い事を知っているよ。

出来事や、人を判断する時に解像度の違いによって
争いが生まれたり、会話が成り立たなかったりする。

【二元論】好きか嫌いで判断する人
この考え方の主軸はとても野性味が溢れて好きだけど、
SNSの炎上に油を注ぎに行く人はこのタイプだと思っている。
好き嫌いは誰にでもあるから、それは自分だけでなく
相手にも好き嫌いがあるって事をきちんと覚えなくちゃね。

【常識人】良い、悪いをきちんと理解している人
好き嫌いのほかに、良い悪いをちゃんと判断できる人。
俺は嫌いだけど、これは良い事だから塩分カットしていくかと
ちゃんと別の事として考えられる人。

【上位者】全ての事には、損得がある
好き嫌い、良し悪しを理解した上で、得になる行動だな。とか
今ここで発言したら損するから、ここは黙っておくか。とか
言ってみれば現在より先の未来を想像して、行動する人。
衝動に駆られて発言したら、炎上して損するなって判断できたり
今ここで炎上させたら、悪名は上がるけど、認知も上がるなって打算が出来る人

こんな感じで様々な解像度の人達がごちゃ混ぜになっているのがSNS社会だ。

僕が見てる世界は、こうだ。
様々な考え方を持つ人が居るけど、自分には関係ないな!と
対岸の火事を眺めているだけだ。
俺は基本的に混沌とした世の中は大好きだ。
誰もが言いたい事を言わずに、感動も何も起きない
平坦な世界が嫌いだ、だからこそ色んな考えの人を理解したいし
そこから起きるドラマを見るのが大好きだ。
ここで発表したのは、俺の妄想だからね
事実では無いから、君たちが傷付く必要はないぞ!