いつも悩みながらも、強そうな振りをするまど・のそとです。
最初に注意喚起しておきます、悩んでる人が見ていると思うけど。
ここでは、その悩みはあなた一人ではなく、
まど・のそとオジさんも同じような悩みを抱えているから、
最悪の結末を辿る前に考え直してほしい。
俺は死んだことがありません
これは中々自慢できる事だと思っています。
なんせ、『俺は死んだことが無いんだそ!』って
声高らかに自慢する人は、中々居ないからです。
死にそうになる体験や、死にたいと思った事は
それなりにありますが、俺は死んだことがありません。
“あちら側”に引っ張られる間隔
めちゃくちゃ抽象的ですが、日常生活を過ごしていて
ちょっと嫌な事が重なりすぎたり、人前に出たくないな…
そんな時にふと頭をよぎる考えがあります。
『死んだらどうなるかな?』
平常時には絶対に思いつくわけがない思考です。
ふわ~っと、何かに引っ張られそうな感覚です。
この感覚分かる人は、居ないかもしれないけど…
少なくともまど・のそとは感じたことが結構あります。
引っ張られそうになる瞬間
- 好きな芸能人や、アーティストが無くなった時
- 失敗をして、謝らなきゃいけない時
- 楽しい事が無くなった時
- 繁忙期に電車が目の前を通り過ぎた時
- 自分が居なくても、誰も困らないなと思った時
今、思いつくのはこれくらいです。
もちろん、皆さんご存じの通り、死のうと思って実行した事はありません。
ふわ~って引っ張られる様な感覚です。
心が弱いって言うよりも、心が疲れちゃってる証拠ですね。
前の記事でも書いていますが、弱った自分の判断は疑ってください。
もともと、ひとりぼっちのあなたなら…今まで散々他人を疑ってきたでしょう?
ちゃんと公平に自分の事も疑ってくださいよ。
自分の判断はそんなに正しいものなのか?
自分は全知全能の神じゃないだろう?
真のひとりぼっちは自分に対しても懐疑的です。
死にたいって思う前に
死にたくなる時、どうやって立ち直ったか?
詳しい事や医学的な事は、心理学カウンセラーの人に相談してください。
ここにいるのは、ひとりぼっちのまど・のそとです。
俺が立ち直った経験を、俺が忘れないようにメモします。
誰かと繋がっていたから

『君は一人じゃない』とかありきたりな慰めとかではなく
これは実際に感じた感覚ですね。
“あちら側”に引っ張られそうになり、
一瞬良からぬ考えが頭の中でちらつきます。
でも、次の瞬間に考えるのは…
「スマホの支払いとか誰やるんだ?
嫁さんか?暗証番号分からんだろ…
今死んだら困るだろうなぁ…」
何故か死のうとしているのに、日常において
自分が居ないと滞る事務作業の心配をしてしまいます。
でも、これが一番大きい気がするなぁ…。
ギリギリの所で『あ、コイツに迷惑掛けるかも』って止まる瞬間がある
だから、誰に迷惑掛けるかな?ってちょっとでも考えるのが大事。
引っ張られる感覚の持ち主は繊細で優しい人が多いから、
誰かの痛みや、迷惑には敏感なはずだから
割と鮮明に誰に迷惑がかかるか思い浮かぶさ。
思い浮かんだら、迷わず電話だ!
恥ずかしいとか考えなくていい、だって今死のうとしてるんだから
死ぬことにくらべたら、誰かに電話するくらいなんて事ないさ。
大事なのは、他にもできる事あるんじゃないか?と考える事
死ぬと新作見れないよ

これはね…好きな作品があるからこそ思ってしまう。
『フロムソフトウェアの新作まだ遊んでないよ!』とか
『あの漫画まだ終わってない!』とか
ほんのちょっとでも良い、なんなら手あたり次第
漫画のタイトルや見た目を感覚で選んで見てよ。
『けっ、どうせつまらんのだろ?』と勝手に決めつけて
新作漫画とかを読んでみる。
つまらなかった時は自分の感覚が、雑魚すぎて
鍛えたくなるし、良い漫画に出会えたなら
『俺の感覚は鋭い、これは生きて生かさねば!』
となる。自尊心も同時に得られるから
めちゃくちゃお得な考え方の一つ。
実際に最近助けられた漫画がこれだ
まど・のそとオジさんは、電子書籍ではなく、紙媒体宗教の一人だが。
この漫画はね…沁みるんだよ、俺がタバコ吸うのもあるんだけど
それを抜きにしても、スーパーの裏にある喫煙所での休憩場所って、
何とも言えない独特な場所なのよ。サウナで整う?みたいな?
仕事中は常に誰かから見られて、たまに商品の事を聞かれたら
どんなに不機嫌でも、愛想よく答えなくてはいけない。
そして、たまにくるクレーマー…奴らの怒りは理不尽すぎて、
こちらが何か喋ると事態は悪化するので、『すみませんでした』しか
言ってはいけないゲームが長々とはじまる。
そんな常に誰かから見られているストレスから解放される瞬間が
スーパーの裏なのよ、そこではニコニコしている人は少ない…
疲れ果てて、空を仰ぐ人ばかりだが、誰も何も喋らない空気感が良い。
それぞれが戦いの疲れを癒すために、孤独を満喫する瞬間。
そんなのは漫画の中では描写されていないが、
読んでいるとサービス業をして、神経をすり減らした頃を思い出す。
プライドが邪魔してないか?

かっこつけて、誰かに良く見られようとしていないか?
大抵、引っ張られる感覚がある時は、恥ずかしいミスをして
色んな人に見られることが恥ずかしくなっている時がある。
その時、変なプライドを強く持ちすぎて『俺の事を馬鹿にしやがって』
そんな考えが頭の中を支配していないか?
恥ずかしいミスをして、誰かに指摘されるという事は
俺は紛れもない馬鹿なんだ、恥ずかしがる必要はない。
もう起きてしまっている事だ。
俺は常に自分自身すら疑っているし、
自分自身が凄い奴だって信じている。
誰にだって初めての事があり、できない瞬間は誰にでもある。
カラスだって、生まれた瞬間から空を飛べるわけじゃない、
野球の二刀流アスリートだって、初めてボールを投げる時は
不格好に違いないだろう。
でもそれは、そんなに恥ずかしい事じゃない。
恥ずかしいと照れている姿を見られる方が恥ずかしいに決まっている。
むしろ、『俺はミスをした!そうだ!次はどう動くべきだ!?』と
次を考えると、自然と恥ずかしくなかったりするし、
自分のミスを誤魔化せる。
思いあがるな、お前は今はかっこ悪い。
でも、今より先の未来にどう動くかで変わるんだ。
